判例アンテナ
裁判所ウェブサイトに掲載された裁判例を自動取得し、一覧表示しています。
最終巡回: 2026年4月25日 09:43
2019年3月
審決取消請求事件
商標法4条1項7号の適用は登録を社会が許容すべきでない反社会性が認められる場合に限られ、著名商標と非類似の商標についてはフリーライド目的を推認できないとして、パロディ商標への同号適用を否定した事例。
特許取消決定取消請求事件
ソーシャルゲームの対戦ゲームに関する発明の「対戦条件」とは参加者一般に向けた条件を指し個別プレイヤへの条件は含まないと解釈し、新規性・進歩性を肯定して特許取消決定を取り消した事例。
審決取消請求事件
特許法29条1項3号・2項の引用例について発明者・出願人の同一性を理由に除外する規定は存在しないとして、自己の先願実用新案を引用例とした進歩性否定の審決を是認した事例。
特許取消決定取消請求事件
訂正要件における新規事項該当性判断において、明細書に明示的記載がなくとも実施例の数値や技術的文脈から当業者が当然に理解できる事項は導かれる技術的事項に含まれるとして、訂正を認めなかった特許取消決定を取り消した事例。
著作権侵害差止等請求事件
婚礼ビデオの撮影委託において、発意・責任・費用負担を総合考慮し、委託元企業を著作権法29条1項の「映画製作者」と認定して著作権の帰属を肯定した事例。
業務上横領
企業経理担当者が約3年間で30回にわたり小切手を換金して合計5900万円を着服した業務上横領事案につき、利欲動機と被害額の多さを重視して懲役3年6月の実刑を言い渡した事例。
道路交通法違反
オービス写真に基づく速度違反事件で、スーパーインポーズ法による顔貌異同識別鑑定の信用性を肯定し、運転者が被告人本人であることを認定した事例。
審決取消請求事件
椅子型マッサージ機の背肩用機構と下腿・太腿用機構とでは対象部位・作用機能が異なり、組合せの動機付けを欠くとして進歩性を肯定した特許無効審判不成立審決を維持した事例。
審決取消請求事件
抗てんかん薬ゾニサミドの神経変性疾患治療薬用途発明につき、健常動物での薬理作用の開示のみでは疾患モデルへの転用動機付けを肯定できないとして進歩性を認めた事例。
政務活動費返還請求事件
区政報告等の経費が政務活動と選挙・政党活動の両側面を併有する場合、按分支出が必要であり、選挙直前配布物の政務活動割合は社会通念上50%と認めて超過分を違法とした事例。
強盗致傷,強盗予備
現金3億8400万円を催涙スプレーで強奪した強盗致傷事件につき、先行する2回の待ち伏せ行為は継続的犯意の下で強盗致傷罪に吸収されるとし、統括役に懲役15年を科した事例。
損害賠償請求事件
乗組員死亡海難事故で、船員法12条の人命救助義務違反(通報・錨泊義務違反)を認め、船主の商法690条責任及び代表者の民法715条2項責任を肯定した事例。
監禁,殺人,監禁致傷,暴行被告事件
被害者を排他的支配下に置いての監禁継続により医療を受けさせず死亡させた事案で、不作為的態様による殺人罪の実行行為性を肯定し懲役30年を言い渡した事例。
第三者供賄,贈賄
公立病院の治験責任医師が、治験補助業務の継続受注の請託を受け、親族名義口座への給与名目の振込を受けた行為につき第三者供賄罪の成立を認めた事例。
特許権侵害差止等請求事件
梁補強金具特許の侵害訴訟において、「外周部」は「フランジ部」を含む外側全体を指すと解釈して構成要件充足性を認め、特許法102条2項の推定覆滅を否定した事例。
損害賠償請求控訴事件
道有林立木売買契約に関する住民訴訟4号請求において、現地調査で確認された越境伐採部分は契約上の伐区内に含まれるとして、違法伐採の事実及び損害発生を否定した事例。
地方公務員法違反,詐欺,業務上横領
警察官が拾得物件情報を友人に漏えいし、遺失者を装わせて現金を騙取・横領した事案で、業務上占有者の身分を欠く共犯者に刑法65条2項により単純横領罪の刑を適用した事例。
賃金等請求事件
出来高払の能率手当を時間外手当Aとの差額で算出する賃金制度につき、明確区分性を肯定し、労基法37条の潜脱・公序良俗違反に当たらないとして有効と認めた事例。
審決取消請求事件
実用新案登録の請求項における「介して」の連結関係は明細書・図面の技術的意義に照らして限定的に解釈され、サポート要件・明確性要件に適合するとされた事例。
審決取消請求事件
主引用発明の根幹目的(色分けによる反応状態判別)と矛盾する構成変更は阻害要因があり、進歩性判断において組合せの動機付けが否定されるとした事例。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。