判例アンテナ
裁判所ウェブサイトに掲載された裁判例を自動取得し、一覧表示しています。
最終巡回: 2026年4月26日 09:42
2018年11月
不動産取得税賦課決定処分取消請求控訴事件
共有物分割により隣接する分筆地を単独取得した事案で、一体利用される二筆を一画地と認定することは適法だが、持分超過部分の判定において面積比率案分のみで価格を算出した不動産取得税賦課決定が違法とされた事例。
公文書部分公開決定処分取消等請求事件
板橋区が訴訟判決書の供覧文書上の職員肩書部分を非公開とした処分につき、部署名から紛争類型が推知できる程度にすぎず個人識別情報に当たらないとして、処分の取消しと公開の義務付けが認められた事例。
損害賠償請求事件
太陽光発電設備の受光利益は法律上保護に値するが、隣地の適法な住宅建築による日照阻害が強度とはいえない場合には違法な侵害には当たらないとして、損害賠償請求が棄却された事例。
著作権に基づく差止等請求事件
MMPI日本語版の出版権侵害が争われた事案で、被告出版物は独自翻訳に基づくものであり原告出版権対象の翻訳への依拠性が認められないとして、出版権侵害を理由とする差止等請求が棄却された事例。
被疑者補償規程に基づく検察官の処分取消等,損害|賠償請求控訴事件
被疑者補償規程に基づく検察官の補償裁定は行政処分に当たらず取消訴訟の対象とならないうえ、不起訴処分者への費用補償規程を制定しない国の不作為も国賠法上違法とはいえないとされた事例。
医師法違反被告事件
医師法17条の医行為該当性には保健衛生上の危険性に加え医療関連性が必要であり、彫り師によるタトゥー施術は医療関連性を欠くため医行為に当たらないとして、無資格者の施術を無罪とした事例。
措置期間継続決定処分取消請求事件
児童福祉法28条3項本文に基づく措置継続処分は、同条2項ただし書による期間更新承認審判の確定により効力を失い、その取消しによって回復すべき法律上の利益はないとして訴えの利益が否定された事例。
医師法違反被告事件
タトゥー施術は医療関連性を欠き医師法17条の医行為に該当しないとして、罰金刑を破棄し無罪を言い渡した事例。
審決取消請求事件
磁気テープのサーボバンド識別技術について、主引例に課題の示唆がない以上、代替可能な技術分野が存在しても組合せの動機付けは認められず進歩性を肯定した事例。
違憲国家賠償請求控訴事件
ハンセン病患者死亡後は新たな不法行為を観念できず、除斥期間の起算点は死亡日であり、その適用制限を認めるべき特段の事情もないとした事例。
謝罪広告等請求事件
元慰安婦報道を「捏造」と批判した論評につき、真実相当性と公益目的が認められ意見論評の域も逸脱しないとして名誉毀損の違法性を阻却した事例。
公務員に対する懲戒処分取消等請求控訴事件
柔道部いじめ事件の虚偽説明指示等を理由とする停職6月の懲戒処分について、比例原則違反として裁量権逸脱を認め処分を取り消した事例。
特許権侵害行為差止等請求事件
マグネット歯車の特許権侵害訴訟において、特許権者自身が出願前に納入した製品が本件発明の全構成を具備するとして公然実施による無効を認めた事例。
賃金等請求事件
技能実習生の時間外「大葉巻き作業」を請負契約ではなく雇用契約上の労務と認定し未払残業代の支払を命じる一方、セクハラ認定と事務員解雇無効の主張は排斥した事例。
販売差止等請求控訴事件
「千鳥屋」の屋号をめぐる一族間紛争につき、母から子への事業承継が営業譲渡に当たらず競業避止義務合意も被控訴人会社に及ばないとして販売差止請求等を棄却した事例。
運転免許取消処分取消等請求事件
スクールゾーンでの危険運転致傷により欠格期間6年とされた運転免許取消処分につき、悪質性が低いとして5年を超える部分を裁量権逸脱・濫用で違法と判断した事例。
所得税法違反被告事件
馬券払戻金に係る所得税ほ脱事件で、別件犯則調査で得た銀行口座情報の証拠能力と公営ギャンブル課税の憲法14条適合性を認め控訴を棄却した事例。
審決取消請求事件
「エナジア」商標と「エネルギア/EnerGia」を二段併記した引用商標との類否について、片仮名が欧文字の読みを特定する場合は「エナジア」の称呼は生じず非類似とした事例。
審決取消請求事件
「エナジア」と図形の結合商標につき、周知商標「エネルギア/EnerGia」とは外観・称呼・観念とも非類似であり出所混同のおそれもないとして無効審判不成立審決を維持した事例。
意匠権侵害差止等請求事件
検査用照明器具の放熱フィン部分意匠につき、フィン面が平滑である構成態様を要部と認定し、外周にフラット面を設けた後継品については類似性を否定した事例。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。