判例アンテナ
裁判所ウェブサイトに掲載された裁判例を自動取得し、一覧表示しています。
最終巡回: 2026年4月25日 09:43
2020年3月
共通義務確認請求事件
医学部入試で女性・浪人生等を不利に扱う秘密の得点調整が説明義務違反の不法行為に当たるとし、消費者裁判手続特例法に基づく共通義務を確認した事例。
損害賠償請求事件
連件申請で後件登記の委任を受けた司法書士が委任者以外の第三者に対して負う前件申請の真正性に関する注意義務の存否・範囲について判断基準を示した事例。
遺族厚生年金不支給処分取消請求事件
養親子間の内縁関係につき、養子縁組が同姓を名乗る手段にすぎず反倫理性が著しく低いとして、厚生年金保険法上の配偶者該当性を認めた事例。
関税法違反,外国為替及び外国貿易法違反被告事件
炭素繊維製造用装置の炉殻の無許可輸出につき、他用途への転用可能性は抽象的にとどまるとして輸出規制対象の部分品該当性及び故意を肯定した事例。
過失運転致死傷被告事件
85歳の高齢運転者による死傷事故につき、低血圧による意識障害の予見可能性が認められず無罪とされた事例
損害賠償請求事件
有価証券報告書編集ソフトの簡易組替ツールにつき、各ソースコードの記述がありふれた手法にすぎないとしてプログラムの著作物性を否定した事例
損害賠償請求控訴事件
同性カップルの関係を婚姻に準ずる関係と認め、パートナーの不貞行為に対する慰謝料請求を認容した事例
損害賠償請求控訴事件
暴力団構成員が関与した特殊詐欺につき、被害者への威力行使がなくとも威力利用資金獲得行為に該当するとして代表者の損害賠償責任を認めた事例
損害賠償請求事件
派遣先役員による駅ホームでの身体接触及び女性従業員へのくじ引き強制をそれぞれセクハラと認定し、各慰謝料5万円を認容した事例
損害賠償等請求控訴事件
元慰安婦報道記事を「捏造」と論評した論文等につき、真実相当性および公共性・公益目的を認め名誉毀損の免責を肯定した事例
死体損壊,死体遺棄,殺人
母親から長年にわたり医学部進学を強要され追い詰められた末の殺害・死体損壊事件で、経緯に同情の余地を認めつつ懲役15年とした事例
2020年2月
音楽教室における著作物使用にかかわる請求権不存在確認事件
音楽教室におけるレッスンでの教師と生徒の演奏について、教室運営事業者を利用主体とし、演奏権が及ぶとして著作権管理事業者の使用料請求権を肯定した事例。
法人税更正処分等取消請求事件
海外子会社とのノウハウ使用許諾と棚卸資産販売取引を一体として捉え、双方が独自の重要な無形資産を有する場合に残余利益分割法により独立企業間価格を算定することは合理的であるとした事例。
特許権侵害差止等請求事件
テレビに搭載されたLEDの特許権侵害について、侵害を認めつつ販売終了から約3年経過により差止・廃棄の必要性を否定し、部品単位の特許について最終製品の売上を基礎に実施料相当額の損害を認めた事例。
審決取消請求事件
美容器特許の進歩性判断において、引用文献のプラグ部材は軸受けとしての機能を有しないため、主引用例の軸受け部材と置換する動機付けを欠くとして特許無効審判不成立審決の取消請求を棄却した事例。
特許権侵害差止等請求控訴事件
特許法102条1項の「単位数量当たりの利益」を限界利益と解し、特許発明が製品の一部分にすぎない場合でも限界利益全額の逸失が事実上推定されるとして、覆滅割合と販売不能事情を具体化した知財高裁大合議判決。
債務確認請求本訴,求償金請求反訴事件
使用者責任が成立する場合において、被害者に損害を賠償した被用者は、損害の公平な分担の見地から相当と認められる額について使用者に対し求償(逆求償)することができるとした事例。
(事件名なし)
長期間変更されない都市計画に基づく事業認可について、都市計画を変更すべきことが明白といえる特段の事情がない限り適法であり、事情変更により遡って違法となることはないとした事例。
観察処分期間更新決定取消請求事件
オウム真理教から派生した宗教団体に対する団体規制法上の観察処分期間更新決定について、当初団体との連続性と共同目的の継承が認められるとして適法性を肯定した。
災害共済給付金支払請求事件
中学校の海外研修旅行中のハイキング事故について、引率教員の監督下にない行動であったとして災害共済給付の対象となる「学校の管理下」の事故には当たらないと判断した。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。