判例アンテナ
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最終巡回: 2026年4月25日 09:43
2020年9月
傷害致死
軽度知的障害を有する被告人が劣悪な家庭環境下で3歳の弟を踏みつけ死亡させた傷害致死事件で、福祉支援体制の構築等を考慮し懲役3年・執行猶予5年を言渡し。
管理費等反訴請求事件
区分所有法上の先取特権者が競売手続で配当要求をした場合、法定文書による先取特権の証明があれば配当実施を待たずに消滅時効が中断すると判示。
特許権侵害差止請求事件
エクオール含有抽出物の製造方法特許について、被告方法ではアルギニンが発酵原料の調製段階でなく培養液として添加されるにすぎず、技術的範囲に属しないと判断。
豊洲市場違法建築物除却命令等義務付請求事件
豊洲市場の建築基準法違反を理由とする是正要請の義務付け訴訟で、建築基準法18条25項の通知・要請は法的義務を生じない事実行為にすぎず処分性を否定。
傷害
暴力団組長が共犯者に指示して一般女性を刃物で襲撃させた傷害事件で、共犯者供述の信用性と客観的証拠から共謀を認定し懲役6年を言渡し。
(事件名なし)
歯科技工用品「ジルコニアバー」の商標権侵害訴訟で、被告標章は商品の原材料・形状を普通に表示したものにすぎず商標法26条1項2号により商標権の効力が及ばないと判断。
談合
市発注工事の指名競争入札における談合事件で、一審無罪を破棄し、被告人の積極的受注意思と公正な価格を害する目的を認定して罰金100万円の有罪判決。
大麻取締法違反
警察官が約2年間大麻を使用し、同僚に合計約12グラムを有償譲渡した事案で、職責に反する強い非難に値するとしつつ懲戒免職等を考慮し執行猶予付き判決。
損害賠償請求控訴事件
夫婦同氏制を定める民法750条の合憲性が争われた国賠訴訟で、最高裁判例の枠組みに従い合憲と判断しつつ、選択的夫婦別氏制度の導入に向けた国会の真摯な議論を求める異例の付言。
手続却下処分取消請求事件
PCT国際出願の国内書面提出期間を徒過した特許出願人が「正当な理由」を主張したが、代理人間の委任関係の不明確さと期間管理の懈怠を認定し却下処分を維持。
損害賠償請求事件
石綿含有建材が使用された公共体育館で約15年間設備管理業務に従事し石綿肺・肺がんを発症して死亡した事案で、市の営造物管理の瑕疵と雇用主の安全配慮義務違反を認定。
医師法違反被告事件
タトゥー施術が医師法17条の「医行為」に該当するか争われた事案で、医行為には医療関連性が必要と判示し、彫り師による施術は医行為に当たらないとして無罪を維持。
審決取消請求
大手コーヒーチェーンの緑色円環商標と類似する構成の商標について、上位概念化した要素の周知性を否定し、商標の類似性及び出所混同のおそれをいずれも認めなかった事例
傷害致死,傷害
母親が交際相手らと共謀し4歳及び2歳の実子に日常的暴行を加え長男を死亡させた傷害致死事件で、共謀の成立を認め懲役9年とした原判決を維持した事例
審決取消請求事件
空気分離方法の特許につき、引用文献に低純度酸素を気体として抜き出す構成が記載されているに等しいと認定し、新規性判断の誤りを理由に審決を取り消した事例
所得税法違反
ネットオークション事業者の無申告ほ脱事件で、虚偽の住民登録のみを所得秘匿工作と認定し、借名口座や偽名アカウントの使用についてはほ脱意図を否定した事例
建造物侵入,強盗傷人被告事件
元警備会社従業員が現金輸送中の警備員にスタンガンを使用して現金を強奪しようとした強盗傷人未遂事件で、周到な準備と犯行態様の悪質性を重視し懲役6年とした事例
名誉毀損
朝鮮学校跡地付近での演説における「朝鮮学校」との発言が特定の学校を指すと認定し、発言者に不利な解釈を避けるべきとの主張を退けて名誉毀損の成立を認めた事例
請負代金請求本訴,建物瑕疵修補等請求反訴事件
本訴で請求中の請負代金債権を反訴における相殺の自働債権とすることは、同一原因関係に基づく債権間の清算的調整の要請から民訴法142条の趣旨に反しないとした事例
入札無効決定取消等請求事件
地方公共団体の一般競争入札における入札無効決定及び落札決定は、契約の準備的行為にすぎず、取消訴訟の対象となる「処分」に該当しないとして訴えを却下。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。