判例アンテナ
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最終巡回: 2026年4月23日 09:43
2024年6月
九州建設アスベスト損害賠償請求(2陣)事件
建設現場での石綿含有建材による健康被害につき、製造企業の警告義務違反を認め、市場シェアに基づく民法719条1項後段の類推適用により因果関係の立証責任を転換
行政文書不開示決定処分取消等請求事件
検事長勤務延長に係る解釈変更の検討文書について、法務省が保有していないとした不開示決定を違法と判断し、解釈変更が当該検事長の勤務延長目的であったと認定
政務活動費返還請求事件
県議会会派の政務活動費につき、ゴルフ同好会年会費及び事務局員の視察同行時食事代は使途基準に適合しないとして返還を命じた住民訴訟
殺人未遂被告事件
同居交際相手から別れ話を切り出された被告人が背部をナイフで刺した殺人未遂事件で、確定的殺意を否定し未必的殺意を認定の上、懲役4年を言い渡した事例
遺言無効確認請求事件
約15億円の遺産を全額市に遺贈する自筆証書遺言につき、筆跡鑑定・筆記習慣・生前の寄付実績等から自署及び押印の要件充足を認め、遺言無効の請求を棄却した事例
殺人、殺人予備
終末期病院の看護師が入院患者3名を消毒液混入により殺害した事案で、自閉スペクトラム症の特性等が動機形成に影響したとして死刑を回避し無期懲役とした原判決を維持
殺人
軽度知的障害を有する被告人が障害者枠就職を巡る口論から父を包丁で刺殺した事案で、障害特性の動機形成への影響を考慮しつつ懲役13年を量定
公契約関係競売入札妨害被告事件
公募型プロポーザルにおいて市長から評価委員情報や他社提案書の提供を受けて入札の公正を害した偽計入札妨害につき懲役1年執行猶予3年を言渡し
暴行、傷害致死、恐喝
隣室の知人に約1か月間にわたり常習的に暴行を加え肋骨多発骨折による両側性気胸で死亡させた傷害致死事案で、素手による犯行でも極めて悪質として懲役12年を量定
公職選挙法違反
区長選挙において動画共有サイトへの有料広告掲載及び選挙運動者への現金100万円供与を行った候補者に対し、公選法違反で懲役1年6月・執行猶予5年を言い渡した事案
傷害致死
無免許運転で甥を危険にさらした実父に激怒し約4時間にわたり一方的な暴行を加えて死亡させた傷害致死事件で、動機に酌むべき事情があるも実刑として懲役4年6月を言い渡した事案
業務上横領
弁護士が依頼者から預かった保険金等合計約555万円を着服した業務上横領事件で、弁護士の職責に対する信頼を著しく損なったとして懲役2年6月の実刑を言い渡した事案
入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律違反
区議会事務局長が契約課職員から入札の最低制限価格等の秘密情報を入手し区議を通じて業者に漏示した官製談合防止法違反で、懲役1年6月・執行猶予3年とした事案
傷害致死被告事件
認知症の実父が学習ドリルに取り組まなかったことに立腹し拳で複数回殴打して死亡させた傷害致死事件で、介護負担の事情を考慮しつつも懲役4年6月の実刑とした事案
公職選挙法違反被告事件
参院選に関する公選法違反(被買収)事件で、検察審査会の起訴相当議決を経た公訴提起の適法性と、選挙運動報酬趣旨の現金供与の認定がいずれも支持され、控訴が棄却された事例
非現住建造物等放火、建造物侵入、建造物等以外放火、非現住建造物等放火未遂
特定少年による約1か月間の連続放火6件につき、放火症及び自閉スペクトラム症の影響を認めつつも完全責任能力を肯定し、懲役3年の実刑とした事例
電子計算機使用詐欺被告事件
自治体からの誤振込金をオンラインカジノ等に費消した電子計算機使用詐欺事件で、受取人の告知義務及び振込操作の「虚偽の情報」該当性を肯定し控訴を棄却した事例
殺人
育児の負担から抑うつ状態に陥った母親が幼い子3人を殺害した事案で、精神疾患の罹患を否定して完全責任能力を認め、懲役23年を言い渡した事例
窃盗、強盗、邸宅侵入被告事件
万引きで得た道具や窃取した車両を利用して深夜の店舗強盗に及んだ連鎖的犯行につき、前科9犯・直近刑執行後1年未満の再犯であることも考慮し懲役6年とした事例
建物明渡等・損害賠償反訴請求控訴事件
府所有庁舎のホテル転貸における賃料不払解除の有効性を認めつつ、転借人らの共同不法行為責任を占有部分に限定し損害賠償額を約20億円から約8億円に減額した事例
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