判例アンテナ
裁判所ウェブサイトに掲載された裁判例を自動取得し、一覧表示しています。
最終巡回: 2026年4月24日 09:42
2019年9月
損害賠償請求事件
石綿肺がん国賠訴訟で、肺がんはじん肺と異なり進行性の管理区分が観念されないとして遅延損害金起算日を確定診断日・手術日と判断した事例。
殺人
重度知的障害のある長男を殺害した父につき、うつ病による判断能力減退を認めて心神耗弱を認定しつつ執行猶予は付さず懲役3年6月を言い渡した事例。
保証金返還請求事件
販売代理店契約書に明記された中途解約条項に基づき、解約通知から1か月経過後の保証金返還義務の履行を命じた事例。
損害賠償請求事件
コメントを付さないリツイートも、特段の事情がない限り元ツイート内容に賛同する表現行為として投稿者自身が名誉毀損責任を負うとした事例。
(事件名なし)
嘉手納基地爆音訴訟第三次控訴審で、米軍機運航差止請求は棄却する一方、民事特別法2条に基づく過去の損害賠償を一部認容した事例。
殺人被告事件
あおり運転による追突死亡事案につき未必の故意による殺人罪の成立を認めた原判決を是認し、懲役16年の量刑を維持した事例。
傷害,窃盗
現金搬送中の従業員を狙った計画的な路上傷害・窃盗事案において、保険会社経由での全額被害回復と社会的制裁等を重視し、懲役3年・5年間執行猶予とした事例。
損害賠償請求事件,保険金請求反訴事件
自動車保険金の不正請求について客観的損傷状況との不整合等から事故の発生を否定し、既払保険金のみならず調査費用をも不法行為と相当因果関係ある損害と認めた事例。
公職選挙法違反
選挙運動者への法定上限超過の報酬支払を公選法違反の買収と認定し、コンサルタントを名乗っても活動の実質が選挙運動であれば違法となるとして買収の故意・共謀を肯定した事例。
職務上義務不存在確認等請求控訴事件,同附帯控訴事件
地下鉄運転士に対するひげ禁止の身だしなみ基準を専ら理由とする低評価は人事権の裁量を逸脱・濫用した違法な人事評価に当たるとして国賠法上の慰謝料請求を認めた事例。
防犯カメラ撤去等請求事件
マンション建設現場の防犯カメラ設置につき、撮影機能を有するカメラは受忍限度内とする一方、住宅に向けたダミーカメラは平穏な生活を害する不法行為に当たるとした事例。
入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律違反,公契約関係競売入札妨害,贈賄
市発注電気工事の入札に関し、市職員に飲食接待と多額の賄賂を供与して最低制限価格帯の秘密情報を入手した業者代表者に、官製談合防止法違反・公契約関係競売入札妨害・贈賄罪で懲役2年・執行猶予4年を言い渡した量刑事例。
覚せい剤取締法違反,関税法違反被告事件
相続財産受取話に誘われた被告人が覚せい剤約3.1kgをカンボジアから密輸した事案で、疑念を抱きつつ渡航費負担や税関虚偽申告指示等の事情から違法薬物の可能性を認識していたとして未必の故意を認定し、懲役9年・罰金400万円を言い渡した事例。
2019年8月
暴行・傷害
スタンガンによる「しつけ」と称して自らの養子・実子3名に電気ショックを繰り返した暴行・傷害事件につき、悪質な虐待と評価しつつも保護観察付執行猶予を付した事例。
公文書部分開示決定取消請求事件
訴訟記録中の判決書に引用された鑑定書の内容・鑑定士氏名等の部分開示決定につき、判決は著作権の目的とならず、鑑定士氏名も事業情報に当たるとして非開示事由該当性を否定した事例。
監禁,殺人,監禁致傷被告事件
知人女性2名を長期間監禁し1名を衰弱死させた監禁・殺人等事件で、共謀・殺意・期待可能性を肯定し懲役20年の実刑を維持した控訴棄却判決。
過失運転致死被告事件
速度計に気を取られた前方不注視により自動車専用道路で追突事故を起こし母子3名を死亡させた過失運転致死について禁錮3年の実刑を言い渡した事例。
懲戒処分取消請求事件
児童相談所職員による内部告発に付随する記録持出・廃棄を理由とする停職3日の懲戒処分は、動機・情報量・処分歴等からみて重きに失し裁量権逸脱にあたり違法。
収賄
市長が土地取得に係る職務上の便宜を図った謝礼として架空契約を偽装し1300万円を収受した収賄事案につき、執行猶予を付さず懲役2年の実刑を維持。
損害賠償請求事件
福島第一原発事故の避難者による国と東電への損害賠償請求事案。国の規制権限不行使については予見可能性を認めつつ結果回避可能性を否定して責任を否定し、東電については原賠法3条1項の無過失責任のみを認めて民法上の不法行為責任を排除した。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。