佐野信裁判官の担当裁判例
全206件の裁判例
2020年
審決取消請求事件
動画上のコメント同士の重なりを回避する表示制御特許につき、ライブ配信やテレビ文字放送の重なり回避技術と課題・動機付けが共通せず、進歩性欠如を理由とする無効審判請求不成立審決を維持した事例。
審決取消請求事件
対流形石油ストーブの使用時に炎が三つの略輪状に見える位置商標について、商標法3条1項3号該当性を認め、使用による識別力獲得も否定して登録拒絶審決を維持した事例。
審決取消請求事件
回転軸と一体化したロータリバルブが軸受機能を兼ねる圧縮機特許について、引用発明からの設計変更の動機付けを欠き阻害要因もあるとして進歩性を肯定した事例。
審決取消請求事件
美容器の進歩性判断において、発明の要旨認定に明細書から導かれる技術的意義を反映させ、引用発明との組合せ動機付けを欠くとして無効不成立審決を維持した事例。
審決取消請求事件
ローヤルゼリーを有効成分とする加齢性筋疾患・骨疾患予防用組成物の用途発明につき、個別疾患ごとの対比と数値限定の臨界的意義不存在を理由に進歩性を否定した事例。
2019年
損害賠償等請求控訴事件
人工知能対話製品が特許発明の構成要件を充足しないとした事例。AI宣伝資料の機能と特許クレーム上の技術的構成との相違を精緻に区別した。
審決取消請求事件
脚立式作業台特許につき、一対のバーを隙間を介して対向支持する構成は引用発明と異なり、課題・目的の相違から組合せの動機付けもないとして進歩性を肯定し審決取消請求を棄却した事例。
特許権侵害差止等請求控訴事件
血友病A治療薬バイスペシフィック抗体医薬品の特許侵害訴訟で、「凝血促進活性を増大させる」をネガティブコントロール比3超と解し技術的範囲非該当とした事例。
審決取消請求事件
引用発明の課題解決手段(新たなソースコードの記述を要しない)と矛盾する周知技術(PhoneGap)を組み合わせる動機付けは認められず阻害要因があるとして、進歩性を否定した特許庁の審決を取り消した事例。
審決取消請求事件
結合商標の「SIGNATURE」部分を要部として分離抽出し、たばこを指定商品とする先行登録商標と類似するとした判断を是認した事例。
審決取消請求事件
油冷式スクリュ圧縮機に係る発明の進歩性判断において、先行文献との技術思想の相違及び動機付けの欠如を理由に進歩性を肯定した審決を是認。
審決取消請求事件
投光用懐中電灯に係る引用発明と応援用スティックライトとは用途・目的を異にし、白色・黄色を含む5色LEDによる混色構成を要する多色ペンライト発明の進歩性は肯定される。
審決取消請求事件
美容器特許について、主引用例の芯材は電気絶縁機能等を兼ねており除去は容易でなく、副引用例との技術分野も異なるとして、進歩性を肯定した無効不成立審決を維持した事例。
審決取消請求事件
カタログオーダーギフト業者によるギフトカタログを介した商品譲渡は、小売等役務(商標法第35類)に該当し、カタログ表紙への商標表示は指定役務についての商標の使用に当たるとして不使用取消審判請求を退けた事例。
販売差止め及び損害賠償等請求控訴事件
アイマスク耳かけストラップの部分意匠について、出願経過の意見書を参酌して先端部ビーズの存在を要部に含めて類似を否定し、商品形態の商品等表示該当性には特別顕著性が必要と判示した事例。
審決取消請求事件
液晶媒体特許のサポート要件判断において、明細書がp型液晶のみを前提としn型液晶での課題解決が開示されていない以上、特許請求の範囲をn型を含む記載とすることは認められないとした事例。
審決取消請求事件
対戦ゲームのマッチング処理に係る発明につき、引用発明とレベルに応じたキャラクタ抽出という周知技術の組合せには動機付けがあり容易想到であるとして、特許法29条2項違反の拒絶審決を維持。
審決取消請求事件
不使用取消審判は請求人が任意に切り出した指定商品単位で行われ、当該請求範囲内のいずれの商品についても使用が立証されない場合は請求対象の指定商品全部について商標登録が取り消される。
審決取消請求事件
アルツハイマー病等の治療用透析液製剤の製造方法に係る特許出願について、Aβ結合化合物を用いる血液透析に関する引用文献と四量体ペプチド・PEG架橋ゲルに関する学術論文を組み合わせる動機付けがあるとして、進歩性欠如により特許を受けられないとした審決を維持した事例。
不正競争行為差止等請求控訴事件等
人気キャラクター「マリオ」等のコスチューム貸与・「マリカー」等の標章使用を不競法2条1項1・2・13号の不正競争行為と認定し、代表者個人の会社法429条1項責任まで肯定した事例。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。