片瀬亮裁判官の担当裁判例
全145件の裁判例
2019年
審決取消請求事件
トイレットロール芯の内側面に引き出し向きを示す識別子を設けるとした本願発明について、引用発明の技術的思想は合理的に把握できる限度で足り、関連する周知技術との組合せにより当業者が容易に想到できたとして、進歩性を否定した審決を維持した事例。
審決取消請求事件
脂質含有組成物の特許出願について、明確性要件とサポート要件の判断に誤りがあるとして審決を取り消した事例。特許請求の範囲の分説と合理的解釈により明確性を肯定。
審決取消請求事件
椅子型マッサージ機の背肩用機構と下腿・太腿用機構とでは対象部位・作用機能が異なり、組合せの動機付けを欠くとして進歩性を肯定した特許無効審判不成立審決を維持した事例。
審決取消請求事件
抗てんかん薬ゾニサミドの神経変性疾患治療薬用途発明につき、健常動物での薬理作用の開示のみでは疾患モデルへの転用動機付けを肯定できないとして進歩性を認めた事例。
審決取消請求事件
一般式で多数の化合物を包含する化学発明において、実施例が限られた範囲にとどまり技術常識の立証もない場合はサポート要件を満たさないとされた事例。
審決取消請求事件
豆乳発酵飲料に係るパラメータ特許について、明細書記載の効果の不整合と官能評価データの客観性欠如を理由に、進歩性欠如とした無効審決を維持した事例。
特許権に基づく損害賠償請求権不存在確認等請求控訴事件
製造受託業者へのライセンス供与下で特許権者が権利不行使を明確に表明している場合、特許権に基づく損害賠償請求権等の不存在確認の訴えは確認の利益を欠くとした事例。
審決取消請求事件
船舶用エンジンのハイブリッド燃料供給システムに係る発明について、多段圧縮機を1セットのみ設ける構成等は周知技術により容易想到として進歩性を否定した審決を維持した事例。
審決取消請求事件
建物関連役務を指定役務とする商標「LOG」は、業界における使用実態から丸太で構成される建物等の質を表示するものとして商標法3条1項3号に該当するとした事例。
営業差止等請求,不正競争行為差止等請求控訴事件
営業譲渡契約解除に基づく原状回復の範囲は、譲受人が譲受後に自己の名で新たに出願・登録した商標権には及ばないとした事例。
審決取消請求事件
カラーコンタクトレンズを指定商品とする「envie CHAMPAGNE GRAY」商標について、原産地統制名称「シャンパン」の顧客吸引力を毀損し国際信義に反するとして、商標法4条1項7号該当を認めた事例。
審決取消請求事件
ローラ式美容器の非貫通回転体を支持する軸受け構造に関する特許について、主引用発明の技術的課題が副引用例適用の阻害要因となるとして、進歩性を肯定した審決を維持した事例。
審決取消請求事件
美容器特許の実施可能要件・サポート要件適合性を認め、2部材構成のベアリングを1個の軸受け部材に置き換える動機付けがなくむしろ阻害要因があるとして、進歩性を肯定した審決を維持した事例。
審決取消請求事件
携帯用グリップに関する特許出願につき、つり革補助具の引用発明に周知技術を適用する動機付けが認められ阻害要因もないとして、進歩性欠如を理由とする拒絶審決を維持した事例。
審決取消請求事件
人間型ロボットの動作を図形的シンボル入りタグで制御するシステムに係る特許出願について、周知技術との組合せに阻害要因はないとして進歩性を否定した審決を維持した事例。
2018年
特許権侵害による損害賠償債務不存在確認等請求控訴事件
特許権消滅後の損害賠償請求権不存在確認訴訟について、控訴人及び第三者である補助参加人に対する請求権不存在確認の利益を認めつつ、過去の地位確認の利益は否定。
審決取消請求事件
異なる移動無線規格間で中継を行う中間局でチャネル復号・再符号化を行う発明について、明細書の技術的課題を踏まえたクレーム解釈から、引用発明との相違点に係る進歩性を肯定した事例。
審決取消請求事件
共同無効審判に対する取消訴訟は固有必要的共同訴訟ではないが、請求人の一部につき出訴期間が経過して無効審決が確定すれば特許権は遡及的に消滅し、残余の訴えは訴えの利益を欠く。
特許権侵害差止等請求控訴事件
下肢用衣料特許権侵害訴訟において、特許法102条2項の適用に特許権者自身の実施は要件とされないとし、共有特許の損害額算定は実施の程度に応じるべきとした事例。
審決取消請求事件
カラー二次元コードの特許について、請求項に記載のない読取方式や情報記録方式の違いは相違点とならず、引用発明との同一性を認めて新規性を否定した事例。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。