神谷厚毅裁判官の担当裁判例
全189件の裁判例
2020年
特許実費等請求事件
特許ライセンス契約における特許実費の負担範囲につき、専用実施権の設定登録の有無を問わず契約対象の全特許が含まれると判断した事例
名称使用差止請求事件
長唄囃子の流派名「望月」が宗家家元の周知営業表示に該当するとして、不正競争防止法に基づく名称使用差止請求を認容した事例。
特許を受ける権利確認請求事件
利息制限法の制限を大幅に超える消費貸借契約の債務不履行に対する特許を受ける権利の無償譲渡合意が、制限利率の潜脱として公序良俗違反で無効とされた事例。
発信者情報開示請求事件
夜景写真の無断掲載による著作権侵害を認め、適法引用の抗弁を排斥した上で、プロバイダ3社に対し発信者情報の開示を命じた事例。
特許権侵害差止等請求事件
特許法101条2号の間接侵害における「課題解決に不可欠なもの」とは発明の特徴的技術手段を直接もたらす部材を指し、工程上流のレーザ装置はこれに該当しないと判断した。
損害賠償請求事件
動画共有サイトへの無許諾アップロードによる公衆送信権侵害につき、著作権法114条3項の使用料相当額を配信価格・利益分配合意・再生数等を総合考慮して40万円と認定した事例。
発信者情報開示請求事件
創価学会名誉会長を撮影した写真をツイッターに無断投稿された事案で、写真の著作物性と職務著作性を認め、プロバイダに対する発信者情報開示を命じた事例。
商標権侵害行為差止等請求事件
結合商標の要部認定において、文字要素の自他識別力を具体的証拠に基づいて検討し、ホテル名の「SAKURA SKY HOTEL」標章は先行登録商標「サクラホテル」と類似しないとした事例。
2019年
損害賠償(著作権等侵害)請求事件
アダルトサイトに写真家の氏名表示付き写真を1年以上無断掲載した行為につき、著作権法113条7項の名誉・声望を害する利用として慰謝料30万円を認めた事例。
発信者情報開示請求事件
YouTube投稿アカウントとGoogle AdSenseアカウントは別個独立であり、AdSenseに登録された支払先住所はプロ責法上の発信者情報に該当しないとして、登録住所の開示請求を棄却した事例。
特許料納付書却下処分取消請求事件
訂正時特許証の「登録日」欄を設定登録日の変更と誤解した期間徒過につき、関係法令と公開情報による確認義務を尽くせば回避可能であったとして特許法112条の2第1項の「正当な理由」を否定した事例。
損害賠償請求事件
包装デザイナーが発注企業に対して作品集強奪・データ詐取・下請法違反等を理由に損害賠償等を求めた事案において、各主張を基礎づける事実は認められないとして請求を全部棄却した事例。
特許権侵害差止請求事件
音響IDを用いた多言語情報提供技術の特許について、スマホアプリの広告・推奨使用態様から技術的範囲への属否を肯定し、進歩性欠如の主張も排斥して差止請求を認容した事例。
職務発明対価請求事件
吸水材関連の職務発明につき、会社の研究開発投資と組織的貢献を重視して使用者の貢献度を95%と認定し、相当対価を算定した事例。
特許法第1条の違反,及び,特許権侵害,慰謝料等被害請求事件
特許権侵害主張を否定するとともに、別件確定判決の成立過程における相手方の主張等を理由とする損害賠償請求は、不正行為により容認し得ない特別の事情がない限り既判力により許されないとした事例。
発信者情報開示請求事件
無断転載された風景写真について写真の著作物性を肯定し、出所明示を欠く記事装飾目的の使用は適法な引用に当たらないとして、プロバイダへの発信者情報開示請求を認容した事例。
(事件名なし)
第二次普天間爆音訴訟控訴審において、第一次厚木基地訴訟判決の枠組みに従い米軍機運航の差止請求を棄却し、民特法2条に基づきW75区域月4500円・W80区域月9000円を基準に慰謝料を減額して認容し、将来請求を不適法却下した事例。
(事件名なし)
アジア太平洋戦争中の南洋戦民間被害者による国家賠償請求について、国家無答責の法理及び戦争被害受忍論により民法適用・条理責任・立法不作為のいずれも否定した事例。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。