廣瀬裕亮裁判官の担当裁判例
全31件の裁判例
2022年
暴行被告事件
近隣トラブルで帰宅途中の87歳被告人を撮影しながら挑発し立ち塞がった相手方の行為を急迫不正の侵害と認め、体当たり等につき正当防衛の成立を認めて無罪
大麻取締法違反被告事件
大麻取締法の合憲性について、大麻の有害性という立法事実は失われておらず法令違憲・適用違憲の主張を退け、栽培・所持の有罪判決を維持。
覚醒剤取締法違反被告事件
刑の一部執行猶予期間中の覚醒剤再犯につき、前刑の宣告刑が行為責任の重さに直結しないとして、前刑を下回る量刑も不当とはいえないとした事例
2021年
銃砲刀剣類所持等取締法違反、殺人未遂被告事件
暴力団対立抗争を背景に拳銃で相手組幹部を狙撃した殺人未遂につき、提出自首の成立を認めつつも懲役17年の原判決を維持し控訴を棄却。
過失運転致傷、道路交通法違反被告事件
車両の特徴・目撃証言・前後の行動経路等の間接事実を総合し、ひき逃げ事件における被告人の犯人性を認定した事例。
過失運転致傷被告事件
路外施設から歩道横断時の過失運転致傷につき、歩道手前での一時停止義務では結果回避不能として原判決を破棄し、見通しが開ける地点での安全確認義務違反を認定した事例
非現住建造物等放火被告事件
知的障害のある被告人の自白の信用性が争われた非現住建造物等放火事件で、防犯カメラ映像や自発的供述内容等から自白の信用性を肯定し控訴を棄却。
常習累犯窃盗被告事件
キャベツ1玉52円の万引きにつき、警備員供述・車両ナンバー写真・顔貌鑑定等から犯人性を認定し、アリバイ主張を排斥して常習累犯窃盗の有罪を維持した事例。
詐欺被告事件
特殊詐欺の受け子につき、他人に成り済まして荷物を受領する依頼内容の不自然さ等から確定的故意と共謀を認定し控訴を棄却
重過失失火,重過失致死傷被告事件
飲食店内でアルコール製剤にガスバーナーで点火する害虫駆除行為から火災が発生し3名が死亡した事案で、重過失失火罪・重過失致死傷罪の成立を認めた控訴審判決。
過失運転致傷被告事件
対向車線進出による衝突事故につき、タイヤ痕の成因に関する専門家証言の信用性を検討し、過失運転致傷の有罪認定を維持した事例
建造物侵入,窃盗被告事件
別件逮捕状の緊急執行における被疑事実の要旨告知の不備は違法だが、その後の令状提示等を考慮し手続全体として重大な違法とはいえないと判断。
2020年
覚せい剤取締法違反被告事件
覚醒剤使用の高度の嫌疑に基づく約75分間の職務質問及びストレッチャーへの搬送措置について、任意処分として許容される範囲内とし証拠能力を肯定
①所得税法違反,②詐欺,③医薬品、医療機器等の品質、|有効性及び安全性の確保等に関する法律違反被告事件
医薬品無許可転売・所得税脱税・診療報酬詐取の各罪で懲役3年・罰金1000万円とした原判決の量刑を維持し、計画性否認や動機の弁解を排斥して控訴を棄却
殺人未遂被告事件
統合失調症の作為体験の影響下で行われた可能性が否定できない殺人未遂事件につき、精神鑑定を基本的に尊重し心神喪失の合理的疑いがあるとして無罪を言い渡した事例。
公職選挙法違反被告事件
参院選の車上運動員に法定上限の2倍の報酬を支払った選挙運動者について、共同正犯の成立を認め懲役1年6月執行猶予5年とした原判決を維持した事例。
詐欺,組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反被告事件
富豪なりすまし詐欺で約1592万円を騙取し犯罪収益約9480万円を仮装した事案の量刑不当控訴につき、押収金紛失による被害回復の評価方法を示しつつ控訴を棄却
覚醒剤取締法違反,関税法違反,国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律違反
覚せい剤約965g密輸事件で、被告人の認識否認に対し隠語メッセージ等から覚せい剤の認識を推認し、クリーン・コントロールド・デリバリー捜査の適法性も肯定して控訴を棄却
入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律違反,公契約関係競売入札妨害
市財政部技監が公共工事の設計金額を業者に漏えいした入札談合等関与行為防止法違反事件で、共犯者供述の信用性を認定し犯人性を肯定して控訴を棄却
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。