判例アンテナ
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最終巡回: 2026年4月23日 09:43
2024年7月
特許権侵害に基づく差止等請求事件
共有特許権の侵害が争われた事案で、原告が約10年にわたり被告による製品製造販売を黙認し遡及的に同意したと認定し、特許権侵害及び債務不履行の成立を否定して請求を棄却
業務上失火被告事件
飲食店厨房で食用油を加熱したまま放置し29棟を焼損させた業務上失火につき、過失の程度は重いとしつつ前科なく反省等を考慮し禁錮2年・執行猶予4年を言い渡した事例
不正競争防止法違反被告事件
派遣先のサーバから顧客個人情報を不正にダウンロードし第三者に売却した営業秘密の領得・開示につき、懲役3年・罰金100万円(懲役につき執行猶予4年)を言い渡した事例
損害賠償請求事件
旧統一教会への1億円超の献金につき、高齢信者に作成させた不起訴合意は公序良俗に反し無効とし、献金勧誘の違法性判断の総合考慮枠組みを最高裁として初めて提示
住居侵入、強盗致傷、建造物侵入、強盗
ガス会社を装い高齢者宅に侵入し現金約2276万円を強取した強盗致傷事件及び白昼の時計店で約3億円相当の高級腕時計を強取した強盗事件につき、実行部隊への勧誘・指示役の被告人を懲役10年に処した事例
発信者情報開示請求控訴事件
ビットトレントによる著作権侵害につき、UNCHOKE通信に係る発信者情報も侵害情報と密接に関連する通信としてプロバイダ責任制限法上の開示対象に当たるとした事例
発信者情報開示請求控訴事件
BitTorrentによる著作権侵害の発信者情報開示請求で、送信可能化の違法状態が継続中の通信も「権利の侵害に係る発信者情報」に該当するとして開示を認容
発信者情報開示請求控訴事件
BitTorrentのUNCHOKE通信自体は送信可能化惹起行為に当たらないが、送信可能化の侵害状態継続中の通信として発信者情報開示請求の要件を充足すると判断
審決取消請求事件
発光装置の特許出願の補正で、接着剤がレンズ部材外縁を環状に一周しない配置は当初明細書等から導かれる技術的事項とは認められず、新規事項の追加に当たるとした事例
殺人
妄想性障害にり患した被告人が妻及び子2名を殺害した事件につき、妄想の影響は間接的で完全責任能力を認め、懲役30年を言い渡した事例
損害賠償等請求事件
株主総会で否決された取締役定額報酬と同額を従業員給与名目で支給する取締役会決議は株主総会決議の趣旨に反し無効であるとして、超過報酬分の損害賠償を認容した事例
審決取消請求事件
歯科用商標「三金工業」につき、長年使用された「三金」部分を分離観察し引用商標との類似性を認め、一部指定商品・役務について商標法4条1項11号・15号該当性を肯定した事例
妨害禁止等請求事件
専属マネジメント契約の合意解除条項は委任者の任意解除権の放棄を意味せず、明確な放棄の特段の事情がない限り民法651条1項に基づく解除が可能であるとした事例
不正競争行為差止等請求事件
書籍の題号は一般にその内容を示すにすぎず出所表示機能を有しないとして、長年使用された植物図鑑の題号の不正競争防止法上の商品等表示該当性を否定した事例
審決取消請求事件
「デジタル医療モール」の商標はデジタル技術を用いた医療プラットフォームの意味を容易に理解させるにすぎず、自他商品役務識別力を欠くとして商標法3条1項6号該当性を肯定した事例
審決取消請求事件
「オンライン医療モール」の文字商標は、需要者がネットワーク上の医療サービス集約の仕組みと容易に理解できるため、商標法3条1項6号の識別力を欠くとした事例
閲覧等制限の申立て事件
訴訟記録の閲覧等制限の申立てにつき、記載部分が不正競争防止法上の営業秘密の有用性を欠くことが明らかであり疎明不十分として却下した事例
退職慰労金等請求事件
退任取締役の退職慰労金を内規基準額から約85%減額した取締役会決議につき、在任中の損害が特別背任罪の疑いも指摘される程度に悪質であったこと等から裁量権の逸脱・濫用はないとした事例
殺人被告事件
妻を包丁で刺殺した被告人につき、119番通報の内容や創傷の態様等から自殺の主張を排斥し、飲酒による心神喪失の主張も退けて完全責任能力を認め懲役14年とした事例
遺族補償給付等不支給決定処分取消請求事件
新卒営業職員の自死につき、月約100時間の時間外労働と指導担当の不相当な指導を総合評価して精神障害の業務起因性を認め、遺族補償給付等の不支給処分を取り消した事例
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