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判例アンテナ

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最終巡回: 2026年4月24日 09:42

2019年1月

下級裁平成30わ484

住居侵入,強盗致傷被告事件

札幌地方裁判所2019年1月25日

暴力団組員らが共謀した居宅侵入強盗致傷事件につき、連絡仲介役の被告人も緊縛等の強度の暴力を用いる計画を認識していたとして強盗致傷の共同正犯の成立を認めた事例。

下級裁平成30う89破棄差戻

強盗殺人被告事件

広島高等裁判所2019年1月24日

ホテル支配人が殺害された事件の差戻後控訴審において、情況証拠の総合評価により犯人性を肯定し、夕食終了時刻の認定をもとに居直り型の強盗殺人罪の成立を認めて原判決を破棄した事例。

下級裁平成30ネ729

地位確認等請求控訴事件

大阪高等裁判所2019年1月24日

郵便事業の契約社員と正社員との労働条件格差につき、住居手当・年末年始勤務手当・夏期冬期休暇・病気休暇等について契約期間長期化を考慮し労契法20条違反の不合理性を肯定した事例。

下級裁平成29う521破棄自判

各業務上過失致死

東京高等裁判所2019年1月23日

入会地における野焼作業中の焼死事故につき、経験豊富な作業員が野焼の鉄則に反し原野内で着火することは主催者側において予見可能でなく結果回避義務も認められないとして無罪とした事例。

下級裁平成29わ700

窃盗被告事件

福岡地方裁判所2019年1月22日

警察官を装い総額約7億6000万円の金塊160個等を奪った窃盗事件につき、被害者の占有・共謀の範囲を肯定し、主犯格2名を各懲役9年とした事例。

下級裁平成30わ2763

傷害致死被告事件

大阪地方裁判所2019年1月22日

父親が生後6か月の実子を激しく揺さぶり放り投げて死亡させた傷害致死事件につき、凶器不使用の虐待事案として中程度の部類に位置付け懲役6年とした事例。

下級裁平成30わ482

殺人

名古屋地方裁判所2019年1月18日

長期間のDV被害を受けた妻が夫の胸倉をつかまれた際に電源コードとネクタイで絞殺した事案につき、抵抗不能後の追撃行為を重視し過剰防衛を認めた上で懲役3年6月の実刑とした事例。

下級裁平成30う148棄却

傷害致死被告事件

大阪高等裁判所2019年1月18日

生後5か月の長女に対する傷害致死事件において、自白の変遷・目撃供述の信用性欠如・間接事実の推認力不足を理由に犯人性を否定した原審無罪判決を維持し検察官控訴を棄却した事例。

下級裁平成29わ4356

著作権法違反,不正指令電磁的記録作成等

大阪地方裁判所2019年1月17日

違法アップロードされた書籍データへのリンクを集約して提供するリーチサイトの運営・管理者につき、公衆送信権侵害の正犯としての成立を認め、組織的・大規模な犯行として実刑を科した事例。

下級裁平成30行ウ8

旧庁舎解体等公金支出等差止請求事件

盛岡地方裁判所2019年1月17日

震災遺構である旧庁舎の解体工事の差止めは事実行為として住民訴訟の対象外であり、検討委員会・議会議決等を経た解体決定には裁量の逸脱・濫用はなく請負契約は有効であるとして、公金支出の差止請求を棄却した事例。

下級裁平成28行ウ74

職務上義務不存在確認等請求事件

大阪地方裁判所2019年1月16日

公営地下鉄運転士のひげに関する身だしなみ基準違反を理由とした低評価の人事考課について、服務規律の合理的限度を超え裁量権の逸脱・濫用に当たるとして国家賠償を命じた事例。

下級裁平成28わ4499

傷害,道路交通法違反被告事件

大阪地方裁判所2019年1月11日

生後約3か月の乳児の急性硬膜下血腫等の傷害につき、揺さぶり症候群を前提とする検察官の立証に対し、慢性硬膜下血腫の自然経過や誤嚥等の別原因の可能性を認め暴行を推認できないとして無罪とした事例。

下級裁平成30ワ228

損害賠償請求事件

前橋地方裁判所2019年1月10日

殺人後に逃亡を続ける加害者に対する損害賠償請求権について、職権消除された住所地宛ての内容証明郵便による権利行使の意思表明をもって、民法724条後段の除斥期間内に権利を保存したと認めた事例。

下級裁平成28ワ9729

損害賠償請求事件

大阪地方裁判所2019年1月8日

孫娘への強制わいせつ・強姦で有罪判決を受けた後に再審無罪となった者及びその妻が、捜査・公訴提起・公訴維持・判決・証拠一覧表交付拒否を違法として国及び地方公共団体に国家賠償を求めた事案において、いずれの点にも違法はないとして請求を棄却した事例。

下級裁平成28行ウ16

被爆者健康手帳交付申請却下処分取消等請求事件

長崎地方裁判所2019年1月8日

韓国在住の元徴用工が被爆者健康手帳交付申請を却下された事案において、70年以上経過した在外被爆者につき供述の客観的整合性と具体性・一貫性を重視して被爆事実を認定し却下処分を取り消して手帳交付を義務付ける一方、国家賠償請求は棄却した事例。

下級裁平成28行ウ9

被爆者健康手帳申請却下処分取消等請求事件

長崎地方裁判所2019年1月8日

韓国在住の元徴用工2名が被爆者健康手帳交付申請を却下された事案において、長期経過による供述の細部の揺らぎと中核部分の信用性を区別して当時の造船所・寄宿舎の状況や身体に残る痕跡との整合性から被爆事実を認定し、却下処分を取り消して手帳交付を義務付ける一方、国家賠償請求は棄却した事例。

判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。

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