田中孝一裁判官の担当裁判例
全286件の裁判例
2020年
特許権侵害差止請求事件
エクオール含有抽出物の製造方法特許について、被告方法ではアルギニンが発酵原料の調製段階でなく培養液として添加されるにすぎず、技術的範囲に属しないと判断。
特許権侵害差止等請求事件
特許権共有者間の業務提携契約が期間満了により終了し、共有者は特許法73条2項に基づき他の共有者の同意なく特許発明を単独実施できると判断された事例。
手続却下処分取消等
PCT国際出願の国内移行期限を、指示メールの送信エラー通知を看過して徒過した場合に、特許法184条の4第4項の「正当な理由」が否定された事例。
特許権侵害差止等請求事件
立坑構築機の特許権侵害訴訟で、被告製品の円弧状ベアリング片間に隙間が存在し「隙間なく接続」との明細書記載に反するため構成要件非充足と判断、進歩性欠如の無効理由も認定し請求棄却
損害賠償請求事件
キャラクター商品化権の独占的利用権者が第三者に損害賠償を請求するには権利者による専有確保の事実状態が必要であるとした事例。
損害賠償請求事件
ETC車専用出入口の車両誘導システムに関する特許権侵害訴訟で、被告システムの遮断機と通信手段の配置順序等が特許発明の構成要件を充足しないとして請求を棄却。
(事件名なし)
ゲーム用競馬メダルゲームの職務発明に係る相当対価請求で、一部機能の発明者性を認めつつ、消滅時効やノウハウ性の否定により大部分を退け、約17万円のみ認容。
損害賠償請求事件
退職従業員による顧客情報の不正取得が争われた事案で、元勤務先から送付を受けた既存顧客3名分の情報につき営業秘密の不正取得・使用を認め、約50万円の賠償を命令。
特許権侵害差止等請求事件
低姿勢アンテナ装置の特許につき、請求項が明細書記載の課題解決手段を超える構成を包含するとしてサポート要件違反を認定し請求を棄却した事例。
特許権侵害差止等請求事件
スマートフォン搭載LEDの白色発光特許侵害を認定しつつ、顧客吸引力の限定性から被告利益の0.25%を損害額とした事例。
不正競争行為差止等請求事件
普通名詞の単純な組合せにすぎない協同組合の名称は自他識別力を欠くか極めて弱く、不正競争防止法上の周知な商品等表示に該当しないとして請求を棄却。
特許権侵害差止等請求事件
ローラ付き美容器の特許権侵害訴訟で、ハンドル構成の均等侵害を認め、価格帯の差異を推定覆滅事由として5割覆滅し損害額を認定した事例
特許権侵害損害賠償請求事件
座席管理システム特許につき、新幹線の指定席管理システムは券情報と発券情報を統合した座席表示情報を作成しておらず、文言侵害も均等侵害も否定
発信者情報開示請求事件
動画投稿行為から約1年8か月後の最終ログイン情報及び当該ログインIPアドレスに係る契約者情報は、投稿との時間的近接性を欠き同一人物性が認められないため、プロバイダ責任制限法4条1項1号の「当該権利の侵害に係る発信者情報」に該当しないとした事例。
発信者情報開示請求事件
ログイン型SNSでの発信者情報開示請求につき、ログイン状態と侵害投稿との一対一対応の立証がない限りログイン時IP情報は侵害に係る発信者情報に当たらないと判示した事例。
商標権侵害行為差止等請求事件
ホテル名称の商標権侵害を認定しつつ、商標の顧客吸引力の弱さ等を理由に商標法38条2項の推定を9割覆滅し、損害額を大幅に減額認容した事例。
2019年
特許権に基づく損害賠償請求事件
特許法101条2号の間接侵害の成否につき、請求項の文言と明細書上の技術的特徴の位置付けから、改質領域を形成するレーザエンジンは「生産に用いる物」「課題解決に不可欠なもの」に当たらないとして間接侵害を否定した事例。
発信者情報開示請求事件
他人の動画作品からシーンを抜き出し繋ぎ合わせた短縮版動画は、総再生時間が短くとも元作品と実質的に同一と評価され公衆送信権侵害が明白と認め、発信者情報開示を認容した事例。
商標権侵害行為差止等請求事件
海外仕入先からの直送によるドロップシッピング取引について、商品への標章付与行為は特段の事情がない限り仕入先業者の行為と評価すべきとして、販売者である被告の商標権侵害責任を否定した事例。
損害賠償請求事件
スマートフォンのホームアプリにおけるページスクロール命令は視覚的に認識できない座標領域に関連付いているにとどまるとして、操作メニュー情報に関する特許発明の構成要件充足性が否定された事例。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。