野上誠一裁判官の担当裁判例
全98件の裁判例
2019年
特許権侵害差止等請求事件
交差連結具に係る特許権侵害訴訟につき、技術的範囲属否と無効事由を否定した上、被告が金型廃棄・販売中止を主張してもなお侵害のおそれがあるとして差止請求を認容した事例。
特許権侵害差止等請求事件
アイメイク施術台特許の構成要件「施術部の上方部」の解釈につき、出願経過と課題解決の観点から施術部内の上下中央より上の部分を指すと解し、被告製品が技術的範囲に属するとして差止め及び損害賠償を認めた事例。
損害賠償等請求事件
蛍光色素の専用実施権設定契約で、技術情報開示の不十分さや未公開特許の秘匿により共同研究契約締結に至らなかった事案につき、民法130条の故意による条件成就妨害も詐欺による不法行為も否定した事例。
不正競争行為差止等請求事件
食品・調味料用ガラス瓶の類似形態販売をめぐる不競法2条1項1号違反請求につき、原告商品形態の特別顕著性・周知性を否定し、事業者間取引であることから混同のおそれも認められないとして、不正競争行為及び一般不法行為の成立をいずれも否定した事例。
不正競争行為差止等請求事件,不正競争行為差止請求反訴事件
販売終了した商品表示であっても周知性が承継され、元販売提携先が同一表示・品質表示を付して模倣販売する行為は不正競争に該当するとして、差止と8250万円余の損害賠償を認めた事例。
著作権侵害差止請求事件
飲食店向けオーダーシステムの著作物性について、機能の新規性と表現の創作性を峻別し、権利者にソースコードレベルでの具体的主張立証を要求して著作権侵害を否定。
損害賠償等請求事件
特許実施品を適法譲渡した後の部品無断交換を特許権侵害として主張するには、摩耗交換の必要性の一般論ではなく具体的な交換回数・部品調達経路の立証が必要であるとして請求を棄却した事例。
著作権侵害差止等請求事件
丸まって眠る猫を円形状に収め雲状紋様を配したイラストは、美術の著作物として著作権法上の創作性を有し、類似する猫イラストを付した被告商品は複製又は翻案に該当するとした事例。
損害賠償請求事件,損害賠償等請求事件
国際結婚仲介業者間のブログ投稿等をめぐる名誉毀損・信用毀損事件において、留保表現、公共性・公益目的、真実性を理由に違法性阻却を認め、請求を棄却した事例。
損害賠償請求事件
外壁塗装業者が運営する口コミサイトの自社1位ランキング表示が、架空口コミ投入により作出された品質等誤認表示に当たるとして、不正競争防止法に基づく損害賠償を一部認めた事例。
意匠権侵害差止等請求事件
爪切り部分意匠侵害と不競法違反が問題となり、「日本仕上げ」表示は原産地誤認には当たらないが品質等誤認表示に該当するとして差止め・損害賠償を一部認容した事例。
意匠権侵害差止等請求事件
IQOS用電子タバコケースの意匠権侵害訴訟において、被告意匠の類似性は認めつつも出願日前の独自創作と事業準備を認定し、意匠法29条の先使用権の成立により侵害を否定した事例。
著作権侵害差止等請求事件
婚礼ビデオの撮影委託において、発意・責任・費用負担を総合考慮し、委託元企業を著作権法29条1項の「映画製作者」と認定して著作権の帰属を肯定した事例。
損害賠償請求事件
業務提携を経て使用されていた標章を、解消後に一方当事者が無断出願し取得した商標権に基づき相手方に侵害を主張する行為は、権利の濫用に当たり許されないとされた事例。
損害賠償請求事件
図形+「TeaCoffee」の結合商標について、文字部分は原材料を示す記述的表記で自他商品識別力を欠き要部として抽出できないとして、図形を備えない被告標章との類似性を否定した事例。
特許権侵害差止等請求事件
純正品の使用済み中空芯管を回収し非純正シートを巻き直して販売する行為につき特許権及び商標権侵害を認め、損害賠償と時効完成分の不当利得返還を命じた事例。
損害賠償請求事件
特許専用実施権設定契約において明文の実施義務条項がない場合でも信義則上の合理的努力義務を認めつつ、被告の製造工程や報告状況から実施義務・報告義務違反を否定し損害賠償請求を棄却した事例。
損害賠償請求事件
元従業員の競業・顧客引抜き紛争につき、職業選択の自由・自由競争の範囲を踏まえ大半の請求を棄却しつつ、利用者への信用毀損文書送付のみ不法行為と認めた事例。
不正競争行為差止等請求事件
同業他社の製品を自伝中で「コピー機」等と記載する行為につき、特許侵害等の客観的裏付けを欠く以上、不正競争防止法2条1項15号の営業上の信用を害する虚偽事実の告知に当たるとして差止めを認めた事例。
損害賠償請求事件
発破用填塞物の製造方法特許の侵害訴訟において、構成要件にいう「ベントナイト粉末」を単体の粉末に限定解釈し、被告製品が技術的範囲に属しないとして請求を棄却した事例。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。