小林康彦裁判官の担当裁判例
全117件の裁判例
2020年
審決取消請求事件
VRゴーグルによるホストクラブ来店勧誘方法の特許出願につき、心理状態に応じたメンタルケア動画の構成は引用発明から容易想到でないとして審決を取消し
特許取消決定取消請求事件
多結晶質シリコン粉砕方法の特許につき、炭化タングステン粒子のメジアン粒径の測定方法が不明確として明確性要件違反を認定。
審決取消請求事件
CRISPR-Cas9特許出願のtracr配列「30以上のヌクレオチド」との数値限定は、真核細胞におけるゲノム改変効率向上の実質的差異を生じさせ、先願同一性・進歩性を否定できない。
審決取消請求事件
CRISPR-Cas9を真核細胞に適用するベクター系特許出願は、NLS付加等を含む先願発明と実質的に同一であり、特許法29条の2により特許を受けられない。
審決取消請求事件
二酸化炭素含有粘性組成物キット特許について、引用発明と異なる増粘剤への置換や酸の固形剤化に容易想到性がないとして、進歩性を肯定した審決を維持した事例。
立替金等請求控訴事件
共同発明者間の特許共有化合意を前提とした出願費用分担請求等について、権利放棄・譲渡を認定し合意の存在および登録未了の一部移転の効力を否定した事例。
審決取消請求事件
ラインパイプ用溶接鋼管の発明につき、引用発明と課題・解決手段が異なり数値限定の技術的意義も相違するとして進歩性を肯定し、拒絶審決を取り消した事例。
審決取消請求事件
椅子型マッサージ機の特許につき、引用発明の弧状枠部材は挟み込み機能を有さず周知技術適用の動機付けもないとして進歩性を肯定した無効審判不成立審決を維持した事例。
特許権侵害差止等請求控訴事件
梁貫通孔補強金具の特許侵害訴訟で、先行文献に端部フランジ構成への動機付けがないとして進歩性を肯定し、特許法102条2項の推定覆滅も否定して損害額全額を認容した事例。
審決取消請求事件
梁貫通孔補強金具特許の無効審判審決取消訴訟で、引用発明の前提構造や技術分野の違いを理由にフランジを片側端部に設け面一とする構成への容易想到性を否定した事例。
審決取消請求事件
マッサージ機特許の無効審判審決取消訴訟で、「乃至」と「又は」の使い分けや「一体的に形成された側壁」の意義を明細書に即して解釈し、引用発明との同一性を否定した事例。
審決取消請求事件
椅子型マッサージ機特許の無効審判審決取消訴訟で、構成要件の明確性要件に関する判断遺脱を理由に審決を取り消す一方、補正要件及び進歩性の結論自体は維持した事例。
審決取消請求事件
シラスバルーンへの界面活性剤浸漬後に脂肪酸を添加するスクラブ石けん製造方法特許について、サポート要件・実施可能要件を満たし、添加順序の動機付けを欠くとして進歩性を肯定し無効審判請求不成立審決を維持した事例。
2019年
審決取消請求事件
2次元コードリーダ用光学系に関する特許について、異なる技術分野(ビデオカメラ)の前絞り構造を周知技術として組み合わせる動機付けを認め進歩性を否定した審決を維持した事例。
損害賠償等請求控訴事件
特許専用実施権設定契約における「共同研究契約等の締結を条件とする」との条項を停止条件と解し、条件不成就により契約の効力は発生しないとした事例。争点整理で前提とされた法的主張の控訴審での撤回も自白の撤回として制限した。
審決取消請求事件
別個独立の2刊行物を組み合わせて単一の主引用発明を認定する手法を否定しつつ、埋込型医療機器における識別子技術の周知性を広く認め、アクセスポート特許の進歩性欠如を維持した事例。
審決取消請求事件
審決取消訴訟につき、審決謄本送達から30日の出訴期間を1日徒過して提起された訴えは不適法であり補正の余地なく却下すべきとした事例である。
審決取消請求事件
内燃機関用ピストンに関する特許出願の拒絶審決取消訴訟で、拒絶理由通知の適否及び甲1発明・甲2技術に基づく進歩性欠如の判断に誤りはないとして請求を棄却した事例。
特許権侵害差止請求控訴事件
抗PCSK9モノクローナル抗体に係る機能的クレーム特許につき、参照抗体と競合しLDLR結合を中和する抗体群という技術思想が開示されているとしてサポート要件・実施可能要件充足と進歩性を認めた事例。
審決取消請求事件
ガスセンサ特許の無効審判不成立審決取消訴訟で、訂正要件・明確性・サポート要件違反を否定し、構成Hは各引用発明から容易想到とはいえないとして進歩性を肯定、請求棄却。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。