古河謙一裁判官の担当裁判例
全158件の裁判例
2019年
審決取消請求事件
NAND型フラッシュメモリ搭載基板の反り抑制に関する分割特許につき、訂正・分割・サポート各要件を肯定し、ロシア向け出荷や守秘義務下での記事執筆者への貸与は公然実施に当たらないとして無効主張を退けた事例。
審決取消請求事件
ウェザーストリップ貼付方法特許について、引用文献間の技術常識による橋渡しと課題の自明性を積み重ねて動機付けを認定し、進歩性欠如とした審決を維持した事例。
審決取消請求事件
パラジウムドープZSM-5を用いた揮発性有機化合物吸着の用途発明につき、引用発明に記載のない低酸素環境の構成は新規性を欠かないが、青果物のCA貯蔵における至適酸素濃度2~5%が周知である以上、進歩性を欠くとした事例。
審決取消請求事件
電動歯ブラシ本体把持部の意匠について、需要者が注目する全体形状の共通点が操作釦の数・径の相違を凌駕するとして、引用意匠との類似を認め意匠法3条1項3号該当とした審決を維持した事例。
特許権侵害差止等本訴請求,損害賠償反訴請求控訴事件
螺旋状コイルインサート製造方法特許について冒認出願による無効を認めて差止請求を棄却するとともに、権利の根拠を欠くことを知り又は容易に知り得たのに提訴・追行した行為を違法として反訴請求を一部認容し、弁護士費用等330万円を相当因果関係のある損害と認めた事例。
審決取消請求事件
台座間に通気孔を形成する引用発明と、台輪を隣接配置し本体に換気孔を設ける本件発明とは技術思想を異にし、周知技術の存在のみでは適用の動機付けとならないとして進歩性を肯定した事例。
手続却下処分取消等請求控訴事件
PCT出願の翻訳文提出期間徒過救済における特許法184条の4第4項「正当な理由」は代理人事務所の組織的管理体制に踏み込んで判断すべきで、ガイドラインの形式的充足では足りないとした事例。
審決取消請求事件
銀粒子焼成による導電性材料製造方法の特許無効審判不成立審決の取消訴訟において、前訴取消判決の拘束力は判決理由中の判断にも及ぶとして、同一引用例に関する新証拠を排し進歩性を肯定した事例。
特許権に基づく損害賠償請求権不存在確認等請求控訴事件
標準必須特許保有者が不行使を明言しサプライチェーン上も権利行使のおそれがない場合、損害賠償請求権不存在確認の訴えは確認の利益を欠くとされた事例。
審決取消請求事件
楕円状リング図形はありふれた形状で識別力微弱であり、周知性も獲得しておらず、文字部分を要部とする両商標は非類似であるとして無効審判不成立審決を維持した事例。
不正競争行為差止等請求控訴事件
モデルチェンジで形状変更された商品について不正競争防止法2条1項3号の保護対象を商品全体の形態と解し、被告商品との実質的同一性と依拠性を認めた上、海外向け販売分にも通則法20条により日本法を適用して差止めと損害賠償を一部認容した事例。
2018年
審決取消請求事件
抗PCSK9抗体医薬に関する機能的クレーム特許について、参照抗体と競合する結合中和抗体は周知技術から容易想到とはいえないとして進歩性・サポート要件・実施可能要件をいずれも肯定した事例。
審決取消請求事件
抗PCSK9抗体医薬について、参照抗体のCDRアミノ酸配列情報が引用例にない以上、参照抗体と競合する結合中和抗体の容易想到性を否定し、機能的クレームのサポート要件及び実施可能要件も肯定した事例。
審決取消請求事件
不使用取消審判において、標準文字商標「POTENZA」と平行四辺形内に配したロゴとの社会通念上の同一性を肯定し、通常使用権者による輸入・展示を使用と認めた事例。
特許権に基づく損害賠償請求権不存在確認等請求控訴事件
標準必須特許のライセンス紛争で、製造受託業者にライセンスが付与されている場合には完成品メーカーの債務不存在確認の利益を欠くとして訴えを却下した事例。
商標権侵害行為差止請求控訴事件
「大観 白砂青松」等を付した日本酒ラベル等の標章につき、結合商標から「白砂青松」部分を要部として抽出した類否判断により商標権侵害を認めた事例。
審決取消請求事件
複数の継手ピッチに対応可能な鋼矢板圧入引抜機の特許につき、先行技術にチャック装置干渉問題の解決示唆がないとして進歩性を肯定し無効審判不成立審決を維持した事例。
審決取消請求事件
2型糖尿病治療薬の新規結晶形に関する特許について、医薬化合物の結晶多形探索には強い動機付けがあり通常の試行錯誤で到達し得るとして、進歩性を否定した審決を維持した事例。
特許取消決定取消請求事件
審決取消請求事件
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。