山下智史裁判官の担当裁判例
全21件の裁判例
2021年
殺人被告事件
約20年間引き籠もり生活を送っていた被告人が経済的依存先の実父をサバイバルナイフで殺害した事案で、強固な殺意に基づく執拗な犯行として懲役13年を言渡し。
覚醒剤取締法違反被告事件
ホテル客室への違法な立入りにより発見された覚醒剤について、蓋然性評価の誤りにとどまり令状主義の精神を没却する重大な違法はないとして証拠能力を肯定
被告人Aに対する生命身体加害略取,逮捕監禁,傷害,窃盗,被告人Bに対する生命身体加害略取,逮捕監禁,傷害各被告事件
制裁目的で被害者を略取・監禁し約27時間にわたり暴行を加えた事案で、共謀の範囲と窃盗の不法領得の意思を認定し懲役5年等を言い渡した事例
殺人被告事件
交際相手の女性を独占欲から絞殺した事案で、自首の成立を認めつつも動機の身勝手さ等から懲役18年を言い渡した裁判員裁判事例
殺人未遂被告事件
元妻を背後から押さえ込み包丁で腹部を刺した殺人未遂事案につき、被害者証言に基づき犯行態様を認定し、懲役6年を言い渡した事例
現住建造物等放火被告事件
自殺目的で集合住宅の自室に灯油をまいて放火した現住建造物等放火事件で、直後の自主通報による被害拡大防止や自閉スペクトラム症の影響を考慮し、懲役3年・執行猶予5年(保護観察付き)とした事案。
2020年
建造物侵入,強盗傷人被告事件
元警備会社従業員が現金輸送中の警備員にスタンガンを使用して現金を強奪しようとした強盗傷人未遂事件で、周到な準備と犯行態様の悪質性を重視し懲役6年とした事例
被告人A及び被告人Bに対する大麻取締法違反(変更後の訴因|国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律(以下「麻薬特例法」という。)違反,大麻取締法違反,麻薬及び向精神薬取締法違反),被告人Cに対する大麻取締法違反(変更後の訴因|麻薬特例法違反,大麻取締法違反)各被告事件
大麻草の営利目的栽培・密売を約3年間にわたり組織的に行い売上合計約5500万円に上った事案で、主犯格に懲役8年・罰金500万円を言い渡した量刑判断
傷害致死被告事件
介護職員が寝たきりで抵抗できない重度障害者に複数回の暴行を加え死亡させた傷害致死事件につき、懲役5年を科した量刑判断。
過失運転致死傷被告事件
吹雪で視界約11メートルの道路を時速30〜40キロで走行し歩行者2名に衝突した事案につき、視界不良下では直ちに停止できる速度まで徐行する注意義務を認定し、過失運転致死傷罪で禁錮1年2月・執行猶予3年を言い渡した事例。
2019年
殺人未遂,銃砲刀剣類所持等取締法違反被告事件
長年の身体的虐待と妹への性的虐待に対する憤りから養父を包丁で刺したものの自ら犯行を中止した殺人未遂事件で、中止未遂・示談・更生環境を総合考慮し懲役3年執行猶予5年とした事例。
覚せい剤取締法違反,関税法違反被告事件
覚せい剤を隠匿したスーツケースの運搬につき、被告人が偽ブランド品密輸にとどまると信じた可能性を否定できず覚せい剤の知情性に合理的疑いが残るとした上、解体を要する隠匿態様から商標権侵害物品輸入未遂も成立しないとして無罪とした事例。
殺人被告事件
不倫関係にあった同僚の頸部を絞め浴槽に溺没させ殺害したとされる殺人事件。解剖所見等に基づく死亡推定時刻や第三者犯行の可能性を検討し、犯人性を認定して懲役19年を言い渡した事例。
覚せい剤取締法違反,関税法違反被告事件
カナダから約2kgの覚せい剤を国際郵便で密輸入しようとした受取役の被告人に対し、従属的立場を考慮しつつも役割の必要不可欠性と一般予防を重視し、懲役9年及び罰金300万円を科した事例。
覚せい剤取締法違反,関税法違反被告事件
相続財産受取話に誘われた被告人が覚せい剤約3.1kgをカンボジアから密輸した事案で、疑念を抱きつつ渡航費負担や税関虚偽申告指示等の事情から違法薬物の可能性を認識していたとして未必の故意を認定し、懲役9年・罰金400万円を言い渡した事例。
現住建造物等放火被告事件
母親との引き離しで感情が高ぶった被告人が自宅に灯油を散布して放火した現住建造物等放火事件につき、完全責任能力を認めた上で酌量減軽し、法定刑下限を下回る懲役4年の実刑を言い渡した事例。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。