三浦守裁判官の担当裁判例
全99件の裁判例
2020年
2019年
覚せい剤取締法違反被告事件
覚せい剤有償譲渡の前払代金を受領後に一部が未遂に終わった事案で、代金全額が麻薬特例法2条3項の「薬物犯罪の犯罪行為により得た財産」に該当するとして追徴対象を80万円全額に改めた事例。
逃亡犯罪人引渡審査請求事件についてした逃亡犯罪人を引き渡すことができる場合に該当する旨の決定に対する特別抗告事件
逃亡犯罪人引渡法10条1項3号に基づく東京高裁の引渡可否決定に対しては、刑事訴訟法433条1項による特別抗告は許されない。
覚せい剤取締法違反,詐欺未遂,詐欺被告事件
特殊詐欺の受け子につき、不在連絡票を抜き取り宅配ボックスから荷物を取り出す行為の著しい不自然性から、詐欺の未必の故意及び共犯者との共謀を推認できる。
請求異議事件
諫早湾開門判決の基礎となる共同漁業権が期間満了で消滅しても、再度免許された同内容の漁業権から派生する開門請求権を包含するものとして確定判決の執行力は存続するとした事例。
損害賠償請求事件
後期高齢者医療広域連合が高確法58条により代位取得するのは損害元本の支払請求権にとどまり、給付日の翌日以降の遅延損害金のみを加害者に請求できるとした事例。
道路交通法違反被告事件についてした略式命令に対する非常上告事件
小型特殊自動車で重被牽引車を牽引した行為を無免許牽引として有罪とした略式命令について、改正前道交法上当該行為は罪とならないとして非常上告を容れ原略式命令を破棄し無罪とした事例。
措置取消等請求事件
死刑確定者宛の信書に重大用務処理に必要な記述と時候の挨拶等が混在する場合、所長は必要部分のみ受信を許し不要部分を削除・抹消できる。
執行文付与に対する異議事件
再転相続における民法916条の熟慮期間は、再転相続人自身が当該死亡者からの相続により相続人たる地位を承継した事実を知った時から起算する。
住居侵入,強盗殺人,強盗殺人未遂被告事件
約8年の間隔で強盗目的に民家侵入し2名殺害・1名殺害未遂に及んだ被告人に対し、人命軽視の態度が顕著として死刑判決を是認した事例。
登記引取等請求事件
前訴で金銭消費貸借契約の成立を積極的に主張して相手方の請求を棄却させた当事者が、譲受人からの貸金返還請求訴訟で一転してその成立を否認することは、信義則違反の成否を左右する事情として審理を尽くすべきとして原判決を破棄差戻しした事例。
強制わいせつ致傷,公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(千葉県)違反,建造物侵入,傷害被告事件
改正前刑訴法157条の3・157条の4が定める証人尋問における付添い・遮へい・ビデオリンク方式の各措置は、憲法37条1項・2項前段及び82条1項に違反しないとして上告を棄却した事例。
性別の取扱いの変更申立て却下審判に対する抗告棄却決定に対する特別抗告事件
性同一性障害者の性別取扱変更要件として生殖腺の欠如又は機能永続的欠如を求める特例法3条1項4号は、親子関係上の混乱回避等の目的に照らし現時点では憲法13条・14条1項に違反しないとした事例。
2018年
選挙無効請求事件
アダムズ方式導入と0増6減により最大較差1対1.979まで縮小した平成29年衆院選区割りは、投票価値の平等に反する状態にあったとはいえず合憲。
選挙無効請求事件
アダムズ方式恒常化と暫定的0増6減による漸進的是正を経た平成29年衆院選区割り(最大較差1対1.979)は憲法14条1項に違反しないとして上告棄却。
詐欺,覚せい剤取締法違反被告事件
特殊詐欺の受け子について、匿名性の高い他人宛て荷物の反復受領と不相応な高額報酬という外形的事情から詐欺の未必の故意及び共謀を推認できるとした事例。
不当利得返還等請求事件
継続的動産売買における代金債権確保のための所有権留保条項は、後順位の集合動産譲渡担保権者に対しても対抗でき、譲渡担保権の主張は認められない。
裁判官に対する懲戒申立て事件
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。