林道晴裁判官の担当裁判例
全97件の裁判例
2021年
入院を継続すべきことを確認する旨の決定に対する抗告棄却決定に対する再抗告事件
医療観察法による入院処遇制度が憲法14条・31条・34条・18条後段・36条のいずれにも違反しないとした事例。
不当利得返還請求事件
補助金適正化法上の違法行為の転換の法理により、根拠法条を誤った間接補助事業者の財産処分承認を交付決定条件に基づく承認として有効と認めた事例。
固定資産税等課税免除措置取消(住民訴訟)請求事件
都市公園内の孔子廟に対する公園使用料の全額免除が、憲法20条3項の禁止する宗教的活動に該当し政教分離原則に違反するとした大法廷判決
不当利得返還請求事件
社債には原則として利息制限法1条の規定は適用されないと判示し、発行会社が自らの経営判断で募集事項を定める以上、同法の趣旨は直ちに当てはまらないとした最高裁判決
取立債権請求事件
土地売買の買主が売主の債務履行を求めるために要した弁護士報酬は、契約上の権利実現を図るものであり債務不履行に基づく損害賠償として請求できないとした最高裁判決
損害賠償等請求事件
仮差押えを受けた損害賠償請求権につき、仮差押え後の債務者と第三債務者間の示談は仮差押債権者を害する限度で対抗できないとした最高裁判例
2020年
再審開始決定に対する即時抗告の決定に対する特別抗告事件
袴田事件第2次再審請求の特別抗告審。最高裁はDNA型鑑定の証拠価値を否定しつつ、みそ漬け実験報告書に関する原審の審理不尽を認め、東京高裁に差し戻した
損害賠償請求事件
エフオーアイ粉飾決算事件で、主幹事証券会社が粉飾を指摘する匿名投書を受領しながら追加調査を怠った場合、金商法21条2項3号の免責の前提を欠くとして原判決を破棄差戻し
貸金返還請求事件
複数の貸金債務がある場合に充当指定なく弁済したときは、特段の事情がない限り全債務の承認として時効中断の効力を有すると判示した最高裁判例
出席停止処分取消等請求事件
地方議会議員に対する出席停止の懲罰は議員の中核的活動を制約するものであり司法審査の対象となるとして、昭和35年大法廷判決を変更した判例
選挙無効請求事件
令和元年参院選における選挙区間の最大較差3.00倍について、投票価値の平等の要求に反する状態にあったとはいえないとして合憲と判断(反対意見あり)
選挙無効請求事件
令和元年参院選の選挙区間の最大較差3.00倍につき、平成30年改正による制度の見直しの過程にあることを考慮し合憲と判断(3裁判官の違憲反対意見あり)
損害賠償等請求事件
売店業務に従事する契約社員に対し退職金を支給しないことは労働契約法20条にいう不合理な相違に当たらないとされた事例
地位確認等請求事件
アルバイト職員に対し賞与を支給しないことは労働契約法20条にいう不合理な相違に当たらないとされた事例
住居侵入,強盗殺人未遂,強盗殺人,窃盗被告事件
生活苦から高齢者宅に侵入し2名を殺害した強盗殺人事件につき、広汎性発達障害の影響を考慮しても死刑はやむを得ないとした最高裁決定。
原爆症認定申請却下処分取消等請求事件
原爆症認定の要医療性は、経過観察が積極的治療行為の一環と評価できる特別の事情を要し、放射線白内障の定期観察と点眼薬処方のみでは認められない。
公務執行妨害被告事件
公務執行妨害被告事件の控訴審判決書に公判審理に関与していない裁判官が署名押印していた瑕疵につき、判決に影響を及ぼすべき法令違反として職権により原判決を破棄し、口頭弁論を経ずに差し戻した事例。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。