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下級裁

傷害、監禁、殺人被告事件

判決データ

事件番号
令和6(わ)135
事件名
傷害、監禁、殺人被告事件
裁判所
静岡地方裁判所 浜松支部 刑事部
裁判年月日
2025年6月13日

AI概要

【事案の概要】 被告人は、友人であるEと共謀し、被害者(当時17歳)に対して継続的な暴行を加えて傷害を負わせた上、意識障害に陥った被害者を自動車のトランクに押し込んで約50分間監禁し、さらに冬の浜名湖付近の浜名川において、ほぼ全裸の被害者を川に突き落として溺死させた殺人等の事案である。発端は、被害者がEの知人を倒したことにあり、被告人はEを失望させたくないとの思いからEの暴行に加勢した。被告人らは被害者の頭部や顔面等の身体の枢要部を多数回殴打・足蹴にし、酒瓶や十字レンチ等の凶器も使用して意識障害を生じさせ、犯行を隠すためにトランクに監禁して殺害現場まで移動させた。 【争点】 弁護人は、被告人はEに対する恐怖心やEを失望させたくないとの心理から各犯行に加わったもので意思決定に対する非難の程度は小さく、暴行の大部分はEによるものであり、殺害についても終始消極的で役割は大きくないと主張した。 【判旨(量刑)】 裁判所は、被告人がEより年上でEから兄のように慕われる関係にあったこと、犯行中の動画の会話内容等から、Eに対する恐怖心の程度はそれほど大きくなく、Eに従うほかなかったとはいえないと判断した。また、被告人は自ら車を運転して殺害現場まで被害者を運び、殺害場所や方法をEと話し合い、被害者を川に転落させる方法を自ら提案するなど主体的に関与しており、体重約68キログラムの被害者を約40メートル引きずって川岸まで運ぶ作業はE一人では困難であったことから、被告人の協力は殺害の遂行に必要不可欠であったと認定した。突き落とす直前に消極的態度を示したとしても、それまでの重要な役割に照らせば評価は揺るがないとした。犯行態様は身体の枢要部への強度の暴行、危険な監禁、残酷な殺害方法と総じて極めて悪質であり、殺意の程度も確定的なものであると認定し、同種殺人事案の中では重い部類に属するとして、求刑懲役18年に対し、懲役17年を言い渡した。

※ この概要はAIが判決全文をもとに自動生成したものです。内容の正確性には十分注意していますが、誤りが含まれる可能性があります。正確な内容は原文をご確認ください。
判例データの一部は CaseLaw LOD(国立情報学研究所、CC BY 4.0)を利用しています。