都道府県を選択して、裁判官を探すことができます

全国 2522 人の裁判官3131 件の口コミ
下級裁

殺人被告事件

判決データ

事件番号
令和6(わ)84
事件名
殺人被告事件
裁判所
津地方裁判所
裁判年月日
2025年2月26日
裁判官
髙島菜緒

AI概要

【事案の概要】 被告人は、父母と実家で暮らしていたが、母の病状が思わしくないにもかかわらず外出を繰り返す父に強い不満を抱いていた。平成30年頃に母が死去し、父と二人暮らしとなった後も、父が言いつけを守らないことへの不満や怒りを募らせていった。令和6年3月19日、被告人は父を殺害する目的でナイフを用意したが、その日は実行に至らなかった。翌20日午後、再三頼んでいたにもかかわらず父が弁当を買ってきたことに怒りが高まり、殺害を決意。風呂上がりで背を向けていた父(当時79歳)の頸部及び胸部をナイフで突き刺し、胸部刺切創に基づく失血により死亡させた。 【判旨(量刑)】 裁判所は、動機について、長年社会から孤立し、収入が少なく体も不自由な中で父と二人きりの生活を送っていた被告人の境遇には同情できる面があるとしつつも、父は体が不自由な被告人のために病院への送迎や食料の買い出し等をしていたのであり、本件の動機はやはり身勝手というべきであると判断した。犯行態様についても、確実に殺害するため不自由な体でも使いやすいナイフを選び、無防備な状態の父の首を背後から思い切り刺した上、さらに胸を強い力で刺しており、非常に危険で殺害に向けた強い意思が認められるとした。犯情は同種事案の中で中程度の部類に属するとした上で、犯行直後に自首し一貫して事実を認めていること、父への謝罪の気持ちを深めつつあること、兄が寛大な処分を望み社会復帰後の支援を約束していることを考慮し、求刑懲役15年に対し、懲役12年を言い渡した。

※ この概要はAIが判決全文をもとに自動生成したものです。内容の正確性には十分注意していますが、誤りが含まれる可能性があります。正確な内容は原文をご確認ください。
判例データの一部は CaseLaw LOD(国立情報学研究所、CC BY 4.0)を利用しています。