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知財

損害賠償請求控訴事件

判決データ

事件番号
令和7(ネ)10015
事件名
損害賠償請求控訴事件
裁判所
知的財産高等裁判所
裁判年月日
2025年8月28日
裁判官
増田稔
原審裁判所
東京地方裁判所
原審事件番号
令和4(ワ)70097

AI概要

【事案の概要】 控訴人ら(同人誌作家3名)が、被控訴人に対し、被控訴人又は被控訴人が代表者兼取締役として登記されている米国ハワイ州法人(レッド社)が、インターネット上の海賊版サイト6サイトに控訴人らの著作物である漫画全14作品を無断で掲載し、公衆送信権を侵害したと主張して、民法709条に基づく不法行為責任及び会社法429条1項に基づく取締役の第三者に対する責任として損害賠償を求めた事案である。原審は請求を全部棄却したため、控訴人らが控訴した。 【争点】 (1)被控訴人自身の不法行為の成否、(2)レッド社の現任取締役としての会社法429条1項に基づく責任の有無、(3)退任した取締役としての同責任の有無、(4)損害額の算定が争点となった。特に、被控訴人がレッド社の取締役を辞任したとの主張の信用性、及びレッド社の海賊版サイト運営への関与の有無が中心的に争われた。 【判旨】 控訴裁判所は、被控訴人個人の不法行為責任は否定したものの、会社法429条1項に基づく取締役としての責任を認め、原判決を変更した。レッド社名義の口座に海賊版サイトの広告料収入が入金されていたこと、被控訴人が唯一の取締役として小切手29枚を振り出し口座を管理していたこと等から、レッド社がサイト運営に深く関与していたと推認した。被控訴人の辞任主張は客観的裏付けを欠き、小切手の署名も振出しの都度記入されたと認定して退けた。損害額の算定では、著作権法114条1項を類推適用し、PV数の5%又はマイページ登録数の10%を侵害受信複製物の数量として逸失利益を算出した上、ディスカバリー費用の2割及び弁護士費用を加算し、控訴人X1に約19万円、控訴人X2に約80万円、控訴人X3に約671万円の賠償を命じた。

※ この概要はAIが判決全文をもとに自動生成したものです。内容の正確性には十分注意していますが、誤りが含まれる可能性があります。正確な内容は原文をご確認ください。
判例データの一部は CaseLaw LOD(国立情報学研究所、CC BY 4.0)を利用しています。