都道府県を選択して、裁判官を探すことができます

全国 2522 人の裁判官3149 件の口コミ
知財

審決取消請求事件

判決データ

事件番号
令和5行ケ10079
事件名
審決取消請求事件
裁判所
知的財産高等裁判所
裁判年月日
2023年12月26日
裁判官
清水響浅井憲勝又来未子

AI概要

【事案の概要】 本件は、「地球グミ」(標準文字)を第30類「グミキャンディ」について商標登録した被告に対し、原告(輸入販売業者)が商標登録無効審判を請求したところ、特許庁が請求不成立の審決をしたため、原告がその取消しを求めた審決取消訴訟である。原告は、ドイツメーカー製のグミキャンディ「Trolli Planet Gummi」を令和2年10月から日本で輸入販売していたところ、同商品はSNSでの動画投稿をきっかけに「地球グミ」の愛称で若年層を中心に爆発的に流行し、品切れが続出する大人気商品となっていた。被告は令和3年12月に「地球グミ」の商標登録出願を行い、令和4年3月に登録を受けた。 【争点】 1. 本件商標が商標法4条1項10号(周知商標と同一・類似の商標)に該当するか 2. 本件商標が同項19号(不正の目的による出願)に該当するか 【判旨】 裁判所は、争点1について原告の主張を認め、審決を取り消した。 引用標章「地球グミ」の周知性について、裁判所は以下の事情を認定した。原告商品は平成30年頃に韓国での動画投稿をきっかけに流行が日本に飛び火し、令和2年頃から動画投稿者及び閲覧者を中心に大流行した。ロフト、PLAZA、サンキューマート、ヴィレッジヴァンガード、WEGO等の全国展開の小売業者が原告商品を「地球グミ」と称して繰り返し宣伝し、販売開始後すぐに完売となる事態が相次いだ。令和3年6月以降、毎日新聞や日経MJでの報道、「報道ランナー」「ヒルナンデス!」「バイキングMORE」等のテレビ番組での紹介がなされ、「SHIBUYA109 lab.トレンド大賞2021」カフェ・グルメ部門2位に選出された。さらに「現代用語の基礎知識2022」にも令和3年のヒット商品として掲載された。 これらの事情から、「地球グミ」の語は遅くとも登録査定日(令和4年2月22日)までに、原告の業務に係る商品を表示するものとして需要者の間に広く認識されていた商標に該当すると判断した。本件商標と引用標章は称呼・観念が同一で外観も極めて相紛らわしく類似し、指定商品も同一であるから、商標法4条1項10号に該当するとして、争点2について判断するまでもなく審決を取り消した。

※ この概要はAIが判決全文をもとに自動生成したものです。内容の正確性には十分注意していますが、誤りが含まれる可能性があります。正確な内容は原文をご確認ください。
判例データの一部は CaseLaw LOD(国立情報学研究所、CC BY 4.0)を利用しています。