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下級裁

地方公務員法違反被告事件

判決データ

事件番号
令和4わ728
事件名
地方公務員法違反被告事件
裁判所
福岡地方裁判所
裁判年月日
2022年10月26日
裁判官
神原浩細川英仁絹川宥樹

AI概要

【事案の概要】 福岡県警察官であった被告人が、田川警察署の交番に勤務中、照会用端末等を操作して入手した捜査情報や個人情報を、複数の外部者に漏洩したという地方公務員法違反(秘密漏示)の事案である。被告人は、令和3年8月頃から令和4年6月頃にかけて、合計7回にわたり、B、D、G、Jら複数名に対し、特定個人の本籍・住所・犯歴、指名手配事実、暴力団員該当性情報、逮捕等の捜査情報といった秘匿性の高い情報を、スマートフォンの通話アプリ「Signal」等を用いて教示した。被教示者の中には暴力団関係者も含まれていた。 【判旨(量刑)】 裁判所は、被告人を懲役1年2月(執行猶予3年)に処した(求刑どおり)。量刑理由として、裁判所は、漏示された情報が個人のプライバシー性の高い情報や刑事事件の捜査情報であり、いずれも厳に秘匿されるべきものであること、被告人がこれらを常習的に漏示し、被教示者に暴力団関係者が含まれていたことから、警察公務に対する不信を大きく招いたと指摘した。動機についても、金銭的利得を期待し得る被教示者らとの関係維持目的であり、酌量の余地はなく、同種事案の中でも悪質性が高いと評価した。他方、被告人に前科がなく、当初から事実を認めて反省の態度を示していること、懲戒免職処分を受けるなど一定の社会的制裁を受けていること、同居の父親が監督を約していることを考慮し、今回に限り社会内での更生の機会を設けるのが相当として、刑の執行を猶予した。

※ この概要はAIが判決全文をもとに自動生成したものです。内容の正確性には十分注意していますが、誤りが含まれる可能性があります。正確な内容は原文をご確認ください。
判例データの一部は CaseLaw LOD(国立情報学研究所、CC BY 4.0)を利用しています。